セルフマニュピレーションとは「自分自身を操作する」とう意味の言葉です。
自分自身の身振り、手振り、声色や表情、態度などを意識的にコントロールすることで自分の印象などを良い方向にコントロールすることができます。

声質や身振り、手振りなどをより重視してコミュニケーションを取る方法だよ。

こんな悩みありませんか?

- 自分のいう事が信じてもらえない
- 自分の思い通りに人が動いてくれない
このような場合は自分の声質や身振り、手振りをコントロールできていないことが原因なのです。
少し考えてみましょう・・・・・
自分が相手から説明やプレゼンを受けている時に、信頼出来ない人の特徴といえばどのうな時でしょうか?
おどおどして身振り手振りに落ち着きがない、声のトーンが上ずっている、そういった場合に自信の無さが表れます。
そこでその逆を意識的に行ってみましょう。
まずは身振りはゆっくりと落ち着いて、強調したい時だけ手などをしっかりジェスチャーをして説明する。
声はなるべくゆっくり喋り、トーンは低く、語尾をハッキリ言う。
大事なのは相手が早口で喋っていても自分の話のペースに意図的にもっていくことです。
相手の話に合わせることも大事ですが、落ち着いた感じを出す際には動揺やせわしい一面は見せない方が話の信頼度は上がります。
話し方について

話す際には間違っている可能性があったとしても「○○です。」と言い切ることが大事です。
自信が無い場合でも言い切った後に「自信が無いので次回にしっかり調べてきます」とハッキリ言えばいいのです。
それが間違っていた場合でも後日に精神誠意しっかり謝れば大きな事にはなりません。
完璧な人間なんていません、間違いは誰でもあるのです。
「○○だと思います」「○○だったハズ」など言葉が節々で出てしまうと相手からの信用度は各段に下がってしまいます。
表情にもセルフマニュピレーションは、とても重要に働きます。
目がキョロキョロしていると自身が無いように感じます。
自信が無くても一点をしっかり見つめ余裕のある表情を作ることが大事です。
笑顔を作る場合でも、ヘラヘラした笑顔を作るよりは、口元に「い」の形を意識して作ってみると、とても穏やかで余裕のある表情が作れます。
緊張が先、立ち振る舞いは行動が先

何のことだかわからなかった人も多い事でしょう。
緊張というのは普段なれない事柄に対して人間の体が逃走したくなるように仕向けてくる体の反応です。
その体の反応から身振りや声のトーンなどに表れてしまうのです。
ではどうずればいいのかというと・・・
緊張状態の逆をするといいのです。
自分の体からアプローチを掛けることによって自分の心に余裕を持たせるようにするのです。
心を体は繋がっています。
ですから心からくる緊張のアプローチを意図的に行動からアプローチにして掛けることで緊張をほぐすことが出来るのです。
よくある意外とたいしたことじゃない

自分が緊張する事柄があった場合にやってみると「アレ?意外とたいしたことなかったな」と思えることが一度や二度は人生においてあったのではないでしょうか?
- 人と喋るのは緊張するけど話しかけてみたら意外と話しやすかった。
- 人前で話すのが苦手を思っていたけど話始めてみると意外とすらすら噛まずにしゃべることができた。
- インターネットと聞くだけで難しいと思っていたけどやってみたら意外と簡単だった。
このように現代社会において本当に危険なことなんてのはほとんどありません。
緊張をいうのは人間の防衛本能で命の危機を知らせる場合に起こります。
この防衛本能は普段していることと違うことをする場合に起こります。
原始時代はその危機感が生きる上でとても大事でした。
しかし現代社会においてその危機感を感じてしまう能力が高ければ高いほど不利に働くことがあります。
まとめ
セルフマニュピレーションで自分自身を操作し意識的に相手の印象を操作する行動がある。
自分が見て信用が無い人の逆をすると印象を上手に操作することができる。
語尾にも気を付けて、間違っていてもいいから言い切ることが大事。間違っていたら誠心誠意誤ればOK。
緊張は心から動作へアプローチをするが行動を制限することで心へ落ち着きのアプローチをすることができる。
すぐにマスターするのは難しいですが毎日続けることによって、とても余裕のある人間になり将来へ繋がるテクニックでしょう。