ダイエットを頑張っていたけど体重が減らなくなってきて途中で諦めてしまった。
練習はするけど結果が出なくなってきた。
勉強を頑張っていたけどテストで点数が上がらない。
筋トレをしていたけど変化が無くなった。
副業をしていたけど成果が出てこない。
自分には才能が無いと思い、継続していたことを辞めてしまった。
そんな経験は大抵の人がしているでしょう。
それって本当に才能が無かったのでしょうか?
出来ないって決めつけたのは自分自身ではないでしょうか?
もしかしたらそれってただのプラトー期(停滞期)だったんじゃない?
今日は物事を頑張って努力している人に必ず訪れるプラトー期について書いていきます。
心折れずにコツコツ努力を続けることができるようになる方法を3つ紹介します。
プラトー現象

ダイエット、スポーツ、勉強、筋トレ、副業など、何かに取り組もうと決断して、いざ始めてみると最初のうちは結果がどんどん出てきて楽しくなってきます。
しかしある一定期間を過ぎると同じように頑張っているのに結果が全く出てこない停滞期に入るのです。
この停滞期のことを「プラトー期」と呼びます。
このプラトー期に入ってしまうと自分の成長が見られずに自分には才能が無いと勘違いして、今まで続けていた努力に嫌気がさし、投げ出したくなったり、他の魅力的ことに目移りをしてやめてしまうのです。
このプラトー現象は誰にでも起こると言われています。
プラトーは一般的に「高原」や「台地」を意味し、頂部が平坦な場所という意味で別名「高原現象」とも呼びます。
プラトー期とスランプの違い

プラトー期というのは新しいことがどんどん出来て成長が見られたが、その成長が止まってしまう現象のことです。
一方スランプは今まで出来ていたことが出来なくなってしまうことです。
今まで出来ていたことすらできなくなってしまうとイップスなどに陥ることと同じなのです。
積み重ねが出来るような作業系では起きにくいですがスポーツのような高度な技術が求められる分野においてはスランプはとても起きやすいです。
プラトー期を抜け出すには

- プラトー期を認識する
- やり方を工夫してみる
- 気分転換をしてみる
プラトー期を認識する
プラトー期を抜け出す為には自分が今プラトー期にいることを自覚することです。
努力を続けるなかで上達している実感が最初はあった場合には必ずプラトー期に差し掛かる為、上達している途中の段階だと認識するのです。
自分が上達の段階でなく、才能そのものを否定しまうと続けていけば抜けられる壁もその前の段階で諦めて辞めてしまいます。
辞めてしまうとそれ以上の上達は全く見込めずに出来なかった思い出が残ります。
上達の途中段階なんだから出来るように努力を続ける行動を行いましょう。
やり方を工夫してみる
同じ作業や、やり方をしていて結果がでないとなれば試行錯誤を繰り返してみましょう。
やり方を変えると一時的に今まで出来ていたことが出来なくなる可能性がありますが、その場合は元に戻せばいいだけなのです。
工夫を加えることでそのエッセンスを一部抽出して前のやり方を組み合わせて使えるヒントになったり、ヒラメキがあり急に出来るようになったりするものです。
その場で工夫が活きなくても時間が経ったときに活きたり、工夫をしようという思考が身に付くのもとても自分にはプラスに働きます。
気分転換をしてみる
プラトー期に入るとどうしても気分が滅入ってきて「もっとがんばらないと」「もっと努力しないと」と焦りが生じてモチベーションの維持ができなくなってしまいます。
自分のやっていることは常に頭の片隅に入れたまま自分がリラックスできる休息行うのがおススメです。
ここで大事なのは頭の中は常に努力目標を考えておくことです。
忘れるくらいであればプラトー期とは呼べません。
休息して気分を一転させることで努力していることにも心機一転新たな気持ちで取り組めます。

プラトー期まとめ

テレビゲームのRPGでは最初はどんどんレベルも上がり倒せる敵もたくさんいる為、キャラクターがどんどん成長していき楽しくて夢中になってプレイしてしまいます。
しかしある程度強くなってくると倒せる敵が少なくなり、なおかるレベル上げが必要となります。
そのレベルでさえも上がるのが遅くてつまらなく感じる時期が来ます。
ゲームの世界では飽きさせない工夫が施してありますが実生活となればそうはいきません。
完璧な攻略法も無いしプラトー期の長さは個人差があり人それぞれです。
この成果が出ない先に自分の得たい結果が待っているのです。
日々努力している人はこの期間を知りつつ続けているのでモチベーションが下がらず頑張ることができます。
たとえ諦めたとしても努力は後になって経験となって自分の糧となります。
プラトー期なんかに負けずに日々努力を続けましょう。