今回は仕事において・・・
イヤ・・・・
人生において大事な思考習慣について書いていきます。
今回は仕事についての話に当てはめていますが友達関係、夫婦関係などにも当てはめて考えられる思考です。
結論から言います。
それは・・・・・
問題が起きた場合の対処方などが当てはまります。
自責思考か?他責思考か?

- 自責思考
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自責思考とは物事で起こったことは全て自分の責任としてとらえて次の改善方法などを思考し、改善して次に失敗しないように対策を練って変化出来る考え方です
- 他責思考
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他責思考とは物事で起こったことを全て、他人や環境のせいにして自分は一切変わろうとせずに自分を正当化しようとして成長の無い人間の考え方です。
自責思考か他責思考で全ての行動、言動、が変わってきます。
そして自分の成長具合も格段と変わってきます。
どちらがいいかは言わずもがなですが、もちろん自責思考に越した事はありません。
どんな分野においても、問題が発生した際が一番わかりやすくこの思考の違いで全ての対応が変わってきます。
自分がどっちの思考に偏りがちか一度考えなおしてみるといいでしょう。
たとえ現在が他責思考だとしても、今後この思考習慣を使って行動するようにすれば今までとは違った人間関係や周りからの反応、人生において充実した日々を過ごせるようになります。
また、他を格段に引き離せる成長を遂げるでしょう。
自責思考の人

まず自責思考の人は問題が発生した場合に自分の責任を考え、しっかり原因を探る事をします。
たとえ相手が悪かったとしても自分が出来る事が無かったか考えます。
「もしかしたら伝え方が悪かったのかもしれない」
自分が改善できる点を探します。
そうすることによって次からの行動をしっかり見直しその反省に基づいて同じ過ちを繰り返さないようにします。
他責思考の人

他責思考の人は問題が起きたらまず自分に非が無かった(自分の責任にならないようなこと)を必死に探しあてます。
どんな些細な事でも他人が悪かった箇所を見つけ出し責任を押し付けます。
そして今の環境のせいにして仕方がなかったなど自分に都合のいいように解釈して改善をしません。
全て被害者は自分なのだと同情をかったりその場さえしのげば終わり、といった思考です。
同じ事が起こってもまた同じような事の繰り返しなので仕事の改善、思考の改善がみられません。
なぜ他責思考になってしまうのか

ではなぜ他責思考になってしまうのでしょうか?
人間はどうしても防衛本能がある為、自分に責任がある場合の回避しようとしてしまう傾向があります。
それは仕方がないことですが、理性と本能との狭間で揺れ動いてしまうのです。
戦後の教育方針などでもその他責が培われて時代が今まで動いてきているのも事実です。
「オレは絶対に悪くない!」という“他責おじさん”が、なぜ出世するのか
そんな中、他責にしていた人たちが失敗もしないので出世しているのも日本社会の構図なのです。
失敗しなければキャリアに傷がつかない、そんな人が出世する。
その人を見習った部下が他責の方が正しいと思う。
完全に負のループへ入ってしまっているのです。
これはやはり雇われ社員に多い構図になってしまっています。
自責思考になる為には

今からでも変えられます。
なぜなら人は変わことができるからです。
今後明らかに他者が悪い問題が起きたとしても自分に出来る事が無かったか考えることから始めてみましょう。
環境が悪い状況下の中でも自分に出来る最善の方法はなかったか考えて行動する。
仕方ないの言葉を極限に減らす。
どうしても仕方のない事はありますが自分には何かできなかったのかをしっかり考えてみるといいでしょう。
部下や他人が犯した過ちを自分事に置き換えて考えてみしょう。
意外と部下がやったミスや、他人が犯した過ちも、もしかしたら自分がそのようになる可能性があったのかもしれません。
他人事では無く自分事で考える癖が大事なのです。
言い方が変わってくる

自責思考になっていくと日々の言動が変わってきます。
まず責任問題が発生した場合にすぐに謝る事が出来ます。(これは意外と簡単なようで簡単ではない)
責任を他人に擦り付けて「責任をとるのが当たり前」と思わずに、責任をとってもらうようお願いするという姿勢が出来る。(あくまでも姿勢が出来る)
相手の立場になって考えられる事によって頭ごなしに怒るような事が無くなります。
まとめ

結局この思考が頭の片隅にある事によって「今自分は人のせいにしていないか?」
そんな事を自問自答できるようになります。
自責思考になる事によって信用力、人間力などが見違えるほど付きます。
そして人生自体もうまく行く。
自分の手が届く範囲外のことを割り切るのは大事ですが、このような思考をしっかり取り入れていい人生にしていきたいですね。