どうもめざしです。
今回は店舗販売をしている人は知っておいて損はない心理効果を教えます。
この記事を読むことによって店舗販売の戦略や心理効果によって自分たちがマーケティング戦略に踊らされていたことがわかります。
また店舗販売などをする際にも役立つ心理効果です。
シャワー効果

これはデパートなどで最上階に魅力的な商品やサービスイベント会場などを展開させ、その行きしなや帰りしなに他の階にもよってもらうという戦略の事です。
よくデパートの屋上なで期間限定イベントや物産展の催しなどを行っているデパートが多いのはその為です。
またレストランなどの飲食店は上の階にある事が多いです。
これは目的を上の階にもっていくことによってせっかく上の階に上がってきたのだからついでに他の階や店舗にもよって帰ろうというもったいないからついで買いをしてもらう狙いです。
また平屋でも奥の方に主力商品を陳列する事により顧客はついで買いを行う事で店舗の売り上げアップへつなげる事ができるのです。
噴水効果

これは入口に近い階にデパ地下や化粧品売り場などの華やかな商品を充実させて客を引き寄せることで上階へと誘導する戦略です。
まずはつかみありきの手法と言えます。
女性が興味のある化粧品などは客を引き付けるのにはもってこいです。
デパ地下の食品コーナーなどは万人が興味のある「食」に関連しますのでついつい足を運んでしまいます。
ちなみに百貨店などで化粧品売り場が一階にあるのは匂いなどが、デパート内にこもってしまわないように換気の出来る出入口がある階設置してあるという理由もあります。
コンビニで使われているシャワー効果と噴水効果

コンビニでは飲み物を買う人が多いです。
その飲み物はコンビニを奥の方に配置しています。
飲み物を買うついでに他の物も買ってしまったという人は多いでしょう。
これもシャワー効果によってついで買いをしてしまっているのです。
またコンビニには窓際に雑誌が置いてあります。現在は雑誌は封がしてあるケースが多いですが
少し前までは好きなだけ立ち読みが出来ました。
これは外から立ち読みをしているのが見える事によって入店する人が「賑わっている店」と思い、足を運んでもらう事が目的です。(いわば客寄せです)
これが噴水効果にもなりコンビニに入ってもらってついで買いをしてもらう目的です。
誰もいない店舗にはなかなか入りづらいといる心理が人間にはあるのでそのバイアスを取り除いてやるという役目もしています。
まとめ

デパートなどで上の階に目玉イベントをもって来る事によってシャワー効果でついで買いを
してもらう目的がある。
入口に近い階などに興味を引く物を並べておくことによって噴水効果で上階に誘導することが出来る。
コンビニなどでは奥に飲み物がありその道中の陳列商品もついでに買ってもらうマーケテイング戦略が
詰め詰めの構造になっている。
この効果を知っていれば百貨店や店舗で戦略的に売り上げを伸ばす方法がわかり、実際に店舗販売をする場合にも役立つ知識なので知っていればマーケティングにひとスパイス付け加える事が可能になるでしょう。
