著書後回しにしない技術より
この書籍を読んでいてとてもいい文章があった為紹介します。
それは自己規定効果を呼ばれるものです。
自己規定効果とは

自分に対するイメージが行動を決定し、さらには運命までも決定することです。
私はこのような人間だと自ら規定することで本当にそのような人間のように行動し、ふるまうようになるのです。
そうして、最初は違和感があったことでも結果的にそんな人間になってしまうのです。
これは自分に対するイメージなのでマイナスなイメージがあるとそのような人間になってしまうので注意が必要です。
日本人は自己肯定感が低い人種なので自分を否定していると否定されるような人間になってしまいます。
創造的かどうかを確かめる実験

生い立ちから教育課程に至るまでいどういったことが想像力に影響を与えるのかを調査した。
その結果の違いはたったひとつで、創造的な人は自分のことを創造的な人と考えており、そうではない人は創造的ではないと考えていた。
清掃員アンディーの話
清掃員のアンディーはいつもより早く来て掃除をしていました。
アンディーは暇を見つけては独学でモールス信号を学んでいました。
ある日電報交換手がみな席を外している時間に電報が飛び込んできました。
当時の規則で交換手以外は設備に手を触れてはならないことになっていました。
だがアンディーは電報を受信したくてたまらず処罰を覚悟で電報を受け取ってしまいました。
その会社の社長は彼を解雇するどころか交換手がいないときは電報を受信できるようにしました。
その後アンディーは鉄道会社の電信手としてスカウトされました。
電子手となったアンディーは、ここでも独学で鉄道運営課程の勉強をしました。
ある日出勤直後に列車の脱線事故が起きました。
責任者にも連絡がとれなかったためアンディーは解雇と懲役を覚悟で鉄道路線の変更を電報で行い事故を収拾しました。
彼こそが後に「鉄鋼王」と呼ばれるアンドリューカーネギーなのである。