どうもめざしです。
今回は仕事や恋愛や人間関係におけるとても役に立つ法則です。
この法則を知っていればどんな人も喜ばせることもできますしわかって実践で使う事によって
その人の印象も変わってきます。
この記事を読むことで人間心理がわかり、自分自身の行動の中で特に気を付ける点がわかります。
ピークエンドの法則

アメリカの心理学者のダニエルカーネマン氏が提唱した理論です。
人間の記憶に基づく評価はピーク時とエンド時の平均によってほとんど決まってくる。
人は自分自身の経験のピーク(絶頂期)、エンド(終わり)の印象で良かったか悪かったを判断する。
言い換えればピークとエンドの印象意外はあまり覚えていないという事です。
これは時間軸で言えば今日一日のデート、高校3年間、夜の飲み会など一連の出来事で判断できます。
例えば
・今日一日のデートでは思い出に残るようようなディナー(ピーク)
・今日の別れ際に楽しかった事を話しながら帰る(エンド)
・高校3年間で文化祭が頑張って楽しかった思い出(ピーク)
・卒業式で沢山の友達と出会えてよかったと振り返り卒業していく(エンド)
・会社の飲み会でカラオケでみんなで大盛り上がりした(ピーク)
・お開きで帰るときにみんなに見送ってもらって気持ちよく家路についた(エンド)
ダニエルカーネマンの実験

1、短時間の実験では14℃の水に60秒間片手を浸す。60秒間過ぎると水から手を出して温かいタオルを渡す。
(水はかなり冷たいが我慢出来ない程ではない)
2、長時間の実験では14℃の水に60秒間片手を浸す。60秒間が過ぎるとバルブを開きいくらかあたたかいお湯を水槽に流し込む。その後30秒間約1℃上昇した水に30秒間浸してもらって水から出してもらう。
ランダムに1と2を体験してもらい3回目は1と2どちらかをもう一度体験してもらうが自分で選んでもらうように指示しました。
すると80%が2を選ぶ結果となりました。
人間は短い体験でも苦痛の方が大きいと苦痛が少ないと思った方を選ぶ傾向にあるようです。
ビジネスの場所などで使えるピークエンドの法則
この法則からもわかるように実際にビジネスなどに応用して行きましょう。
接待などで使えるピークエンドの法則

接待などではお客様に楽しんでもらう為にピークをエンドをあえて演出する事をオススメします。
ピークではそのお客が好きな話題などで盛り上がる。(ピーク)
エンドではお客へお土産を渡してやるなど(エンド)
このように人が感じる印象をいうのは様々で自分の完全に狙った場所がピークになる事は難しいですが日常におけるビジネスでこのようなピークとエンドを作る練習をしておけばあなたの印象もものすごく良い印象となる事でしょう。
エンドだけは誰でもわかるシチュエーションなので気を抜かず最後こそ印象良く見送る事をオススメします。
感じ方は人それぞれ
他人が感じる事は自分が思っているよりズレが生じる場合があります。
相手への印象操作などにもこの法則を意識して使う事によりもしもあまりいい思い出では無さそうな事でも最後に良かった事柄へと導く事も可能だと覚えておきましょう。
終わり良ければ全てよし
この言葉はあながち間違いではありません。
ピークエンドの法則は時間軸がとてもバラバラで感じ方は人によって違います。
例えば
- 今日一日
- お客との面談
- 恋愛期間
- 一連のプロジェクトが終わる迄
- 人生
このように時間軸は長かったり短かったりします。
ピークを演出するのは大事な事ですが終わりをしっかり意識して全ての事柄を良かったものに出来るのはエンドです。
まとめ

人はピーク(絶頂期)とエンド(終わり)の印象でその事柄を良かったものとするか悪かったものとするかの
印象が変わる。
ビジネスや恋愛、遊びなどにおいてもピークとエンドをしっかり演出して印象を良い物に変えていく努力をしましょう。
この法則を知っているだけでどんな事にも良い印象を与える事も可能です。