誰かと話をするときに言葉の端々に、話相手の名前を入れると自分の好感度がアップします。
これはネームレター効果という心理効果を利用したテクニックなのです。
例えば二人で話していたとしても「~はどうですか○○さん」や「ところで○○さん」のように言葉や会話のワンフレーズの中に相手の名前を入れて会話をするテクニックを「ネームコーリング」と言います。
ネームレター効果

アメリカである実験が行われました。
男女ペアをたくさん組み、2つのグループに分けて会話をしてもらいました。
・相手の名前を呼ばないで会話したグループ
・相手の名前を呼んで会話をしたグループ
会話の後に相手に対する印象をアンケートしてもらいました。
その結果「名前を呼んだグループ」の方が「名前を呼ばなかったグループ」より相手をフレンドリー、社交的、もう一度会いたいという印象をを持ったことがわかりました。
名前を呼ぶということで相手の好感度を上げることがわかりました。
人間は自分の名前が一番好き

人間の最大の興味は・・・・
そうです・・・自分なのです。
星座占いなどテレビで出た場合に見つけてしまうのはもちろん自分の星座です。
人はは自分の話を聞いてくれる人のところに集まるのです。
対人関係で最も難しいとされていることは人の興味を探すことでは無く、その人に興味を持ってやることなのです。
そこで相手に興味を持ってますよというメッセージが「ネームコーリング」というテクニックで相手に興味があることをアピールできるのです。
人間は自分を重要な人だと認めらたい、感謝されたいと誰もが思うのです。
そんな自分になることに興味があるのです。
めざしの体験談

めざしの本名は生命判断で字画を調べると実は「大凶」なのです。
祖父が字画を気にせずにお寺からもらった名前なので字画を調べると「大凶」でした。
それでもやはり自分の名前には自身を持ちたいし、全て運勢のせいにしていたら出来るものも出来なくなってしまう。
今更名前を変えられるわけでもなく、名前を無理矢理変えようとも思わないので一生この名前で生きてくしかない。
全て占いに身を任せていたら何もできなくなる。
占いは所詮占いと捉えるしかないのです。
どんな状況下でも自分の名前は必ず書くし、一番聞いているのは自分です。
やはり名前を呼ぶという「ネームコーリング」という技術は理に適っているのです。
ネームコーリングを使う注意点

ネームコーリングを使う場合には2点を注意しましょう。
・短い文言ではあまり使わないほうがいい
・多様しすぎない
短い文言で使うと不自然な会話になってしまいます。
例えば
「○○さん、うん」
「○○さん、そっか」
のように少し不自然になってしまいます。
「○○さん、この前は、ありがとう」
このように3語くらいつけるとあまり変になりません。
多様しすぎない
「○○さん、おはよう○○さんの言ってた映画面白かったよ、ありがとう○○さん、○○さんはどこが面白いと思った?」
これも一見不自然ではないようですが相手の名前は適度に入れないと、相手があなたを恋愛感情で好きでもない限り「キモッ」っとなってしまいせっかく親近感を出そうと思っても逆効果になってしまうことが多いです。
やはり適度に意識して名前を入れるを良いのです。
まとめ

自分の好感度を上げたい場合に言葉の節々に「○○さん」と名前を入れると自分の好感度があがる「ネームコーリング」という技術がある。
人間は自分の名前が好きで世界中で一番興味のあることは自分である。
ネームコーリングを使うことで興味があることをアピールできて自分にも興味を持ってもらえる技術。
短すぎたり、多様すると不自然になるのでご注意。
上手に使いこなせば意図的に自分の好感度上げることが出来ます。
日常生活で上手に使いこなして人間関係を良くしていきましょう。