みんながみんな1年は365日、1日は24時、これは神様が人間に与えてくれた平等な配分です。
今回は、なぜ1年の体感スピードが速くなるのかを紹介。
人生充実させるためにもどのうな対策をすれば長い人生を楽しめるかも合わせて紹介。
ジャネーの法則

ジャネーの法則とは人生のある時期に感じる時間の長さは年齢の逆数に比例するという考え方で、19世紀フランスの哲学者ポールジャネが発案した法則です。
年齢を重ねると1年を感じる長さ変わってくるのです。
今まで年配の方に聞いたことがあるのではないでしょうか?
- 10代より20代が時が過ぎるのが早い
- 20代より30代がもっと時間が経つのが早く感じる
- 40代からはもっと早く感じてしまう
これは毎日が同じで習慣になることで1日の行動がルーティン化し、感じる時間の速度早くなってしまうのです。
子供の頃は毎日が違った経験をしたり学ぶことも多く新しい体験が良くも悪くも沢山経験します。
学年が変わると友達も変わり色々な価値観に触れることで辛い経験は長く感じたり、楽しい経験はアッという間に感じて感情の浮き沈みも激しいのです。
これが大人にになるにつれて社会人になり仕事を変えない限りは同じ作業の繰り返しになってしまいます。
このように同じ行動を繰り返すことで人間は無意識にレベルで行動できるようになってしまうのです。
無意識レベルで出来てしまうということは生活が全て作業になってしまい毎日の変化を楽しめなくなってしまうのです。
その結果時間に対しての体感時間がものすごく短く感じてしまうのです。
ではどうすれば体感時間を長くできるのか?

新しい体験をする
同じ体験であればストレス無く行動を起こせるのですが、違った体験というのは嫌がり、避けてしまい、その行動をやらなくなるのです。
小さい頃は同じように学校に通っていても違った体験や話す内容が成長につれて新しい発見などがあり、良くも悪くも時間というものが長く感じるのです。
しかし大人になり社会人になると会社という同じコミュニティの人と仕事という話題で特に真新しい会話もなく同じ生活をして、週末に2日間だけ少し違った行動をするというのが一般的です。しかも年間で1~2回くらい旅行などの違った行動をとるくらいでしょう。
そのような生活をしていると特に体感時間が短くなってしまうのです。
そこで毎日を少しでいいので違った行動をとってみるといいのです。
- 通勤路を少し変えてみる。
- いつもとは違った場所で昼食をとってみる
- 話かけたこと人に話かけてみる
- 行ったことのないお店に行ってみる
- 新しいことを始めてみる
このように自分が普段やらないことを意図的に行うことによって新鮮な体験が得られます。
毎日に行うことと違う体験をすると少し不快に感じる部分も出てきますがその不快な体験も後には自分の肥やしとなり最高の経験になることにも繋がる可能性があるのです。
変化を楽しめない人へ

「通勤路などを変えて遅刻したらどうしよう」などと考え人のいるかもしてませんが、1回くらいの遅刻であればどの道を通ると遅くなるのがわかっただけで経験になり、話題にも出来ます。
一度や二度の失敗はあったほうが記憶にも残り、時間が経つにつれていい思い出になります。
人間は感情が動いた経験をとても記憶に残りやすいのです。
喜怒哀楽を感じた瞬間というのは今でも繊細に記憶に残っているのではありませんか?
- 学生時代にフラれた経験
- 旅行で楽しかった経験
- 感動した経験
このように感情が動くことで人間は記憶に蓄積されていくのです。
特に始めてのプレゼンは緊張したことを今でも鮮明に覚えているかもしれませんがプレゼンを100回くらい続けていると38回目のプレゼンなんてものはあまり覚えていないでしょう。
ストレスは適度なほうがいい

人間はストレスが無い状態でもあまり良いパフォーマンスを発揮できません。
しかしストレスが過度にかかってしまうとこれまた良いパフォーマンスを出来なくなってしまうのです。
自分に適切なストレスを上手に活用して人生のパフォーマンスを発揮するといいでしょう。

まとめ

ジャネーの法則とは年を取るにつれて1年を感じるスピードが速くなってくる法則
人間は新しい体験をすることで時間を長く感じることが出来る。
経験をたくさん積み、よりよい人生にすることが大事ですね。