心的制約を打ち破り自分の固定された概念を変えて人生を変える

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自分のマインドが変われば人生は好転するはず。
自己啓発系の書籍を読んでもあまり変わった気がしない。
固定概念は外した方がいいのは知ってるんだけど・・・

このような悩みを持っていませんか?

実は人間に備わっているバイアス(心の偏り)があり自分を変えたいのに変われないといった現象が起こってしまうのです。

なぜなら人間の脳は原始時代からそこまで進化していません。

この記事では人間がどのくらいの固定概念が備わっているのか?

ひらめきに至るステップまでを解説します。

この記事を読むことで挑戦しては諦めるといった負のループから抜け出すことができます。
結論は心的制約を解くことがカギとなります。

目次

心的制約

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この9つの点を一筆書きの直線で通らなけれなりません。

最低何本の線が必要となりますか?

なお同じ点を何度通ってもかまいません。

この問題で多くの人が5本と答えるのはないでしょうか?

ここで4本以下で点を通るにはどのようにしますか?

なぞなぞのように感じますが正解率は20~25%程度と言われています。

この問題では回答者が9つの点を1つの正方形として想像してしまうことにあります。

人はなぜかその箱の中に納まるように線を引こうと考えてしまいます。

このような問題に直面した際に妨げになるのが心的制約なのです。

この問題では発想の転換をしない限り、回答者はいつまでたっても箱の中で線を引こうを考えて完全に手詰まりの状態になっていしまします。

つまり心的制約の緩和を行うことが重要となるのです。

心的制約の緩和

問題を解くためには自分勝手な前提を取り外さなければいけません。

  • 直線は外に飛び出しても構わない。
  • 点の無い所でも折れ曲がって構わない。

このような発想を“think outside the box”=「頭を柔らかくして考える」とよく言われています。

ひらめきに至るまでのプロセス

ひらきめきに至るまでには次の4段階が必要とされています。

  1. 準備
  2. 孵化
  3. 啓示
  4. 検証

準備

この段階ではまず人は問題解決にとにかく集中します。

9つの点の問題では試行錯誤して挑戦しますが、四角の箱の中でしか考えられず手詰まりの状態となります。

孵化

この段階ではぼんやりと別の作業を始めます。

傍から見たら問題解決を放棄したように見えてしまう可能性だってあります。

しかしこの間に実は無意識な努力は継続されています。

啓示

この段階ではひらめきが訪れます。

急に思いついたかのように感じられ驚きや感動をともなうこともあります。

よくアハ体験を呼ばれる現象もこの段階にあたります。

検証

最後は思いついたアイディアを試してその有効性を確かめる段階です。

9つの点の問題では答えを書いて確かめてみる場面です。

何か新しいことを思いついた人たちは急にひらめきが降って湧いてきたように感じてしまいます。

しかしこれは4つの段階がお互いに作用しあって起こっているのです。

特に一番大事な孵化と啓示に関しては準備の段階でしっかり集中して取り組んでいた結果、問題の構造を理解し、このプロセスへうと発展できたのです。

ひらめきの重要性

この4つの段階を提唱した心理学者は仕事の流れの中に作業を集中する時間とそれを中断する時間を組み込むことにより、孵化段階がもたらす効果を意図的に起こすことができると言っています。

近年アメリカの研究グループが創造性をはかるとされている課題を用いて休憩の効果について検証しています。

対象者は4つのグループに分けられました。

  • 休憩ありのグループ
  • 休憩なしのグループ
  • 課題を中断して別の集中する課題をしてもらったグループ
  • 課題を中断してぼんやりしながらでも取り組める課題をしてもらったグループ

その結果
中断前の課題に対して4つめグループの人達はその課題に対するひらめきが多くもたらされました。
ひらめきというのはただ休憩するのではなく「ぼんやりとリラックスする」ことが重要だとわかった。

たとえば良いアイディアが浮かばないと煮詰まっていた場合にちょっと休憩を取ろうとします。

今の時代ではスマートフォンでSNSを見たりインターネットを見て好きなものを検索して楽しんでいることが多い。

しかしここで言えるのは意図的にぼんやりとリラックスする休憩をとることが重要とされている。

創造性の4B

Bathroom=お風呂やシャワー、トイレ
Bus=バスや電車の移動中
Bed=寝る前や就寝中、起床時
Bar=お酒や居酒屋

創造性が必要をされるアイディアが下りてくる場所です。

これは先ほどにも言ったようにぼんやりとリラックスする場所だと考えられています。

何の課題も向き合わずにいきなりアイディアが降って湧くことはありません。

まずは課題と向き合い自分自身で考えることが必要です。

どれだけ思い詰めても良いアイディアが思い浮かぶことはほとんどありません。

しっかりと課題に向き合ったあとにぼんやりとリラックスして出来る作業を行うことが有効的な方法とされています。

かの有名なエジソンの言葉

天才とは、1%のひらめきと99%の努力である

この言葉の背景にあるのもは課題としっかり向き合った結果にひらめきが下りてきたと言っているのではないです。

どうしても99%の努力の方に意識が行きがちですが1%のひらめきはぼんやりとリラックスをして出てくるアイディアなのかもしれません。

まとめ

今回は心的制約といった固定概念が人間には備わっており問題解決の妨げになっている先入観があります。

箱からでて頭を柔らかくして考えることが重要です。

ひらめきまでに至るプロセスは準備、孵化、啓示、検証の4段階があります。

課題と紳士に向き合いしっかりを自分の頭で考えそのぼんやりとリラックスできる状態にもっていくことでひらめきが降りてきて問題解決の糸口が見つかる可能性が上がります。

意図的に集中する時間とぼんやりできる時間を確保し、良い人生にしていきましょう。

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