どうもめざしです。
日々生活をしている環境で毎日が充実していて楽しいと思える人はそこまで多くないでしょう。
人生で楽しい日々と辛い日々は誰しも同じように起こっていると言われます。
しかし人間はどうしても仕事などをしていると辛い事の方が多いように感じてしまいます。
今回は人間がどうしても愚痴などをこぼしてしまう心理効果を説明します。
この記事を読めば人がどうしてマイナス感情を口に出してしまうのかがわかり、この効果を使いこなす事によって自分の言動をしっかりコントロールしプラスの人生に向かわせる事が出来ます。
カタルシス効果
怒りや不安等のマイナス感情を口に出すことでその苦痛が緩和され、安心感を得られる効果の事です。
辛い事を話す事によって気持ちが晴れる効果の事です。
カタルシスはギリシャ語で「浄化」を意味しアリストテレスが自著で「心の浄化」と意味で用いたことが現在のカタルシス効果の由来となっています。
現代で用いられるカタルシス効果
映画を見て涙を流したらスッキリした
仕事でモヤモヤした気持ちになって同僚と飲みに行って愚痴をこぼしたらスッキリした
恋愛カウンセリング感情を吐き出したらスッキリした
このように自分の感情を口に出し外に吐き出す事でスッキリするのです。
モヤモヤした感情⇒解放⇒スッキリした気持ちになる
カタルシス効果は人間の習性である
人は自分の事を話す事で脳の快楽レベルが上がっていく習性があります。
経験、趣味、信念、価値観などを誰かに話しているときに自然と楽しくなってしまうのです。
自分の事を話しているだけで脳の快楽レベルが上がりその結果話している相手の事を好きになるという理屈です。
カタルシス効果を上手に使いこなす方法
カタルシス効果があるという事実をまずは知る事が第一歩です。
人は多かれ少なかれ承認欲求の塊です。
モヤモヤした気持ちを言うのは自分がコントロールできない課題が出てきた場合や普段溜まっているストレスを外に吐き出したい場合が多くそのストレスを発散したいと思う動物です。
人から話を聞いてもらえる事でその欲求が満たされる。
そして自己開示した人には好意が出てきてしまいその欲求が満たされるのです。
間違ったカタルシス効果の使い方
承認欲求を満たしたいだけで他人の否定だけに走る事は避るべきです。
自分を肯定してもらいたいが為だけに他人を否定してしまうとただの愚痴にしかなりません。
愚痴には何の生産性も無く自分の閣を下げる行為でしかありません。
ではどのようにするといいのか？
自分の考えをしっかり持って他人が悪いでは無く自分ならこうするといった意見をしっかり持って話を
するといいでしょう。
もちろん間違っている事も多々ありますが人のせいにするのでは無く自責思考をしっかり持って会話し
自分のモヤモヤの解放を行うととても生産性の上がる行為となります。
どうしても最初は愚痴っぽくなってしまいますがその愚痴を言ったあとに前向きな言葉に置き換えて話を聴いてもらうというのもとても効果的です。
相手がカタルシス効果発動した場合の対応
相手が自分の中にモヤモヤがあった場合の話を聞いてやる時に大事にしたいのが「傾聴」です。
傾聴＝意味：耳を傾けて熱心にきくこと。
これが大事になってきます。
やはり人は自分の事を熱心に聞いてくれる人に好意を寄せる傾向にあります。
どれだけ間違った意見であっても否定してはいけません。
否定してしまうと言い合いになるか相手は心を閉ざしてもう二度と心を相手に開こうとはしなくなります。
とくに言い合いになった場合は自分の言っている意見が相手を論破するという目的へと変わってしまいお互いに良い話合いでは無くなってしまいます。
ですから傾聴する事で相手と仲良くもなれるしその人の考え方や価値観に触れる事もできるので傾聴がお勧めです。
涙活はとても大事な発散方法
やはり良い映画などを見て感情を内側から解放させる事で涙を流すというのはとても効果的です。
涙を流すという事は副交感神経が優位になっている状態なのでとてもリラックスしている状況と言えます。
逆に緊張している場合などは交感神経が優位になっている為戦闘態勢状態と言えます。
このように映画や他人の人生観がわかる動画などを見て自分と照らし合わせて涙が出てくる行動や好きな音楽で涙を流す行為はとてもカタルシス効果が発揮され「浄化」されます。
まとめ
カタルシス効果は人間誰しももっている心理効果。
心の苦痛などがある場合に口に出して発散する事によって苦痛が緩和され安心感を得られる。
カタルシス効果がある事を知っておくだけで口には出すが、ただの愚痴にならないように気を付ける。
傾聴してやる事で大きなメリットがある。
感情を外に出す場合涙活はオススメ。
どうしても愚痴ってしまう事だってある。人間だもの（笑）
