どうもめざしです。
巷に溢れている芸能人の不倫など・・・華やかで順調そうだった人物が地に落ちていく様をテレビで見て「当然だ」「ざまぁみろ」など思って頻繁にそのニュースを見ていることがあると思います。
これは人間に備わっている感情の一つで他人の不幸を喜んでしまう性質があるのです。
親からは「他人の不幸を喜んではいけない」と教えられましたが人間という生き物にそのような感情が備わっている為、仕方のない事ではあります。
今回はその感情を上手に使い自己成長へと導く考え方を教えます。
シャーデンフロイデ

ドイツ語で「Schadenfreude」(Schaden=損害、不幸、Freude=喜び)
この感情が「他人の不幸は蜜の味」になってしまう人間の習性なのです。
ネットなどでいういわいる「メシウマ動画」なども同じです。
他人の不幸な姿などを見ることによって自分のメンタルが回復するような気持ちになることがわかっています。
このようなバイアスがある事に気づく

このシャーデンフロイデの感情はほとんど全ての人の中にあると言われています。
一番大事なのは他人の不幸を見た場合に気分を良くするだけで自分自身が何も変わっていない事に
気付くのが大事です。
何か挑戦したり人を羨んでいた人が奈落の底に落ちていく様を見るのはさぞかし気持ちいいでしょう。
しかし現状の自分は何も変わっておらず気分だけが良くなっているだけなのです。

自分を俯瞰して見ることによって成長できる機会へ転換していくようにしましょう。
どのようにこの感情を使うか

人は少なからず何かしら失敗する生き物です。
人の不幸を喜んでも何の得にもなりません。
ましてや失敗をしていない人は挑戦さえもしていないのですから。
この感情を拭い去る事はできないですが学ぶことは出来ます。
テレビやネットなどでそのような人の不幸を目にしてしまった場合にはどのようにすればいいでうしょうか?
自分だったらこうならないようにどこに気をつければいいかを考えます。
その不幸が起こってしまった場合の対処法などを自分事にとらえるようにしましょう。

他人のことをただ単に他人事としてとらえる考え方と、自分事に置き換えてしっかり考えるのが出来る人間とでは成長度合いに差が出てくるのは当然なのです。
人と比べると幸福度も下がる

このシャーデンフロイデという感情は自分と人を比べて人が不幸になることで幸福感が生まれてしまうのです。
自分が今満足した生活を送っていたとしても、同じ環境下の人が自分より充実した生活を送っているというのを耳にするだけで自分の幸福度が14%もさがってしまうのが研究で明らかになっています。
自分が充実できる環境をしっかり理解して、他人の不幸話や幸福話は自分と比べながら聞くのは愚の骨頂といえます。
まとめ

シャーデンフロイデという感情があり人の不幸を喜んでしまう性質がある。
この感情が沸き上がってきても自分自身は現状が変わるわけではないので長々と見ても意味はない。
この感情を上手に使いこなし自分自身を俯瞰して見ることにより行動に落とし込んで極力失敗しないよう学んで自分自身に置き換えて考えてみる。
結局人と比べて自分より悪い人を見てもいいこちはないし、良い人を見ても幸福感が落ちてしまうのであまり良くは無いので自己成長をしっかりかみしめながら日々の生活を送っていきたいものです。