言い訳してしまうのは人間の本能です、対峙方法を紹介「クリエイティブアボイダンス」が原因!!

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人間関係や仕事などにおいてどうしても言い訳をしてしまう人が多くいますよね?

尊敬している人やビジネスの世界だったら上司などに言われたことに対して素直に行動出来ればいいのですが・・・

しかしなかなか行動に移せない・・・・

そんな人も多いと思います。

もしも自分が間違っていたとしても、どうしても自分の正当性を証明しようと言い訳に走ってしまう人も多いのです。

どうしてこんなことが起こってしまうのか?

人間というのは言い訳がとても上手なのです。

どうしてこんなにも言い訳が出来る動物なのか?

言い訳といのうは「みっともない」ものではありません。

人間に備わっている機能なのです。

今回は人間が言い訳をしてしまう理由とその改善方法を書いてういきます。

目次

クリエイティブ・アボイダンスとは

creativeクリエイティブ=創造性avoidanceアボイダンス=回避

創造的回避そうぞうてきかいひです。

人間はやれる理由はほとんど浮かんでこなくても出来ない理由は創造的にどれだけでも思い浮かぶという事です。

ダイエットや仕事において新しい挑戦をしようとする場合に、今までと違った行動をしなければ良い結果は出てきません。

頭では何をすればいいのかが分かっているのになかなかその行動が思うようにいかない。

決めた行動をやらない間に何日も経ってしまい、いつも出来ない自分に嫌気がさして凹んでしまっている。

凹んでばかりいるとどんどん疲弊していってしまうので、人は頭の中で「出来なかった言い訳」を造り始めます。

例えば

ダイエットをするためにジムに行かなければならない。

なかなかジムに足が向かず、結局今日もサボってしまった。

ここで人間の頭の中にはジムに行かなくて言い訳が浮かんできます。

「今日は疲れているから休まないといけない」(疲れなかったら行ってるから)

「自宅からジムが遠いから行く気にならない」(自宅から近ければすぐ行くのに)

「今日はモチベーションが上がらないから行くのはやめよう」(モチベーションが上がれば行くから)

このような言い訳を自分自身の頭の中でどんどん創り上げていきます。

この言い訳はどんどん出てきます。

そして行かない理由を自分自身の中で蓄積されていき、結果ジムには行かないという選択肢をとってしまうのです。

人間というのは「たら」「れば」をすぐに付けて動かなくていい理由を探して正当化してしまうのです。

なぜ?このような事が起こってしまうのか?

人間の脳は狩猟採集時代からあまり変わっていないのです。

狩猟採集時代は約250万年前から始まったと言われています。

約250年前~約1万年前くらいまでは狩猟時代が続いていました。

やっと1万年前から農耕や牧畜などが行われて生活が変わってきたのです。

狩猟採集時代というのはもちろん動物を仕留めて食料を確保していました。

その狩りをするのに人間は同じような場所へ出向き狩猟を行ってきました。

違う狩猟場に行ってしまうということは未知の場所へ行くことになります。

そこでは崖があって死ぬかもしれない、今まで見たこともない猛獣に襲われて死ぬかもしれない。

このように狩猟時代に培った性質で私たちの脳は違うことをすれば「死」が待ち受けていると感じて変化に対してとても抵抗を起こしてしまうのです。

狩猟採集時代の種族はもちろん死なないことが特に優先され、同じ猟場で同じような動物しょ狩猟し、同じような毎日を暮らして行けば死ぬ確率はグッと下がるというのを遺伝子の中に組み込まれているのです。

今生きれているのだから変化する必要はないという考えかたが本来持っている人間の脳の構造なのです。

このような脳の構造になっていると、今まで生きてこれているので変化を必要としない(変化をしなくていい)言い訳を創り出して自分自身を死なないように変化を回避する仕組みが現代までに作られてきているのです。

現代ではそうそう死なない

狩猟時代では新しい挑戦は死ぬリスクが高かった。

しかし現代では新しい挑戦をしたところで死ぬことはありません。

人間の脳は新しい挑戦をしようとすると脳が狩猟時代の変化と捉えてしまい出来ない理由と次々と創造して生み出します。

挑戦してしまうと今まで生きていたのに死ぬリスクを負ってしまうと認識してしまうのです。

そこで挑戦しなくていいように自分に納得できるような言い訳を考えてしまいます。

挑戦しなくていいい理由があれば行動する必要が無くなる。

そうすることで人間の心は安心に包まれて今まで生きているのだから今のままでいい。

といった具合に変化することなく今までの習慣を変えないことが大事なことだと認識し、そこが居心地が良くなってしまうのです。

では人間の本能とどう対峙すればいいか?

クリエイティブ・アボイダンスが出てきた場合には思っていれも口に出さないことです。

何かを始めようとすると必ずと言っていいほど出来ない言い訳が出てきます。

出来ない言い訳を口に出すとただただネガティブ「出来ない人間」というレッテルも張られます。

周りからこのような評判になって良い事は一つもないのです。

言い訳を紙に書き出してみよう

まずはその言い訳を紙に書き出してみましょう。

箇条書きでかまいません。

クリエイティブ・アボイダンスが働き、出来ない言い訳は無数に出てきます。

そのできない理由はしっかりと客観的に見定め、書いたことの逆の行動をしてみるましょう。

ここで脳はまた抵抗を起こします。とても不快な感覚に陥ります。

その不快な気持ちに打ち勝ち行動する方法は小さく始めることです。

何かを始めようとするとその時はやる気があるのですが、今日だけ行動して2~3日後には脳が抵抗を起こして今までの生活となんら変わりない生活へと逆戻りしてしまうのです。

必ず小さいく始めて、毎日少しを当たりまえにしていくのです。

人間は毎日の習慣が出来あがってしまうと、その習慣をしていることが当たり前になってしまいます。

習慣というのは行わないと気持ち悪く、行うことが当たり前になっている状況です。

歯磨きをするのは習慣になっている人が多いでしょう。

歯磨きは習慣になっているので、やらないと不快に感じるし、やることが当たり前になっているものです。

自分にとって将来必要なことを今日から始めてみて習慣化さえていけばいいのです。

一つのことが習慣化できれば次の挑戦を習慣化させていくのが最も効率的な方法です。

これをひとつづつ増やしていけばいいのです。

ビジネスに役立てる

クリエイティブ・アボイダンスが出てくるのがわかっているのであれば、仕事で新しいことに取り組む場合にとても不快に感じてしまいます。

しかし毎日こなしていればそれが当たり前になります。

当たり前になってしまえば最初はとても不快で出来ないと思っていたことでも知らない間に出来ることが当たり前になってしまうのです。

ビジネスパーソンがこのことを知っていると意外と歳をとった上司などがクリエイティブ・アボイダンスの罠にハマり言い訳ばかりしてることに気づけます。

この脳の性質をしっかりと理解して自分の頭で判断できるようになれば日常生活や仕事などにおいて圧倒的な成果を上げられるようになります。

まとめ

人間は新しい事を始めようとすると脳が抵抗を起こして不快になる。

クリエイティブ・アボイダンスという創造回避が出てきて出来る理由はあまり出てこないのに
出来ない理由は創造性豊かにどれだけでも出てくる。

人間の脳は狩猟時代に植え付けられた「変化=死」と思わせて変化しないように止めてくる。

この性質を知ることで少しづつ行動を変え習慣にしていけば知らない間に新しい事に挑戦して成功できた人間となる。

今まで新しい挑戦を不快に感じ、出来ていなかった人も人間の性質だとわかることで、この不快な状況も自分自身を俯瞰してみることができ、今後の自分の行動へ落とし込んでいくことができます。

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